好みの問題


最近うちの職場には新人スタッフちゃんがどかどかと入社していて、慢性人手不足のこの業界にあっては、たいへんありがたいのであります。
世代も性別も違うので、彼ら彼女らとのスタッフルームでのお喋りが楽しい。
おばちゃんは、若人達の本音や建前やそれ以前の青臭さにむせかえっておるよ。いい意味で。


で、気になったことがある。


自分の恋人の話をするときに、「わたしの彼(氏)」とか「僕の彼女」とか、「好きな人」とか言いますよね。


「わたしの男」とか「オレの女」という呼び方をする方って多いのかしら。


いや、呼び方なんか別にどうでもいいんですけどね、愛があるなら。


ただ、あんまり若い女の子が「わたしの男が〜」と言ってるのを聞くと、なんかどっきりしちゃうんですよ。
決して汚い言葉ではないんだけどね。
断然、わたしが普段つかっている言葉づかいの方が乱暴で粗野だ。
ただ、「男」という言い方はなんとなく、必要以上にはすっぱに聞こえちゃうような気がするんですけど。
わたしだけですかね???
友達同士でお話をしている間なら問題ないけれど、オフィシャルでは、ふさわしくないかな、と思います。
一応スタッフルームとは言え、仕事場だし、上司もいる中だしね。
ちょっとの言葉づかいで、イメージが変わることがある。
古い犬と言われようと、自分の恋人なら、できるだけ優しい呼び方の方がわたしは好きだし、自分の恋人が少しでもいいイメージで他人に伝わるのは嬉しいな。


新人指導業務には、言葉づかいも含まれます。しかし、これはその範疇なのかどうなのか。
むしろこれは個人的な美女部活動なのか。
ま、どっちでもいいか。
きれいなおねえちゃんはやさしい言葉をつかっていてほしい、というわたしの中の夢見がちなおっさんがそう申しておるわけです。


きれいな言葉で話そう。言葉は術だからね。
それだけでたぶん、美女度はかなり上がるような気がします。