可憐なおっちゃんたちの集い


シティボーイズミックスオペレッタロータスとピエーレ」を観てまいりました。


毎度毎度、見終わった後に何も残らないのが素晴らしいんですよ。
はー、馬鹿馬鹿しかった、というあの帰り道のほっこり感。
格別です。
だいたい、初老のおっさんたちが、よってたかって馬鹿馬鹿しいことをしまくるというというだけで、軽くカレセン(もう古い?)なワタクシとしてはたまらんわけですよ。
もう妖精かと思うくらい愛らしいわけですよ(jasmineさん残念発言炸裂中)。
そして、さらに今回は瀧が!
かのピエール瀧氏が客演ときたら、もう行かないわけにはいきません(わたしの中のリアルジャイアンベストテン第一位)。
おっさんたちにいい様に翻弄される役回りが、気の毒に全然思えないところがすごーく良かったです。むちゃ振りされてもぶれないあのふてぶてしさ。かっこいい。さすが瀧(べた褒め)。

あと、中村有志さんが年々かっこいくなってどきどき!
体つきのバランスが、まず好きなんですよね。で、さすがパントマイマー、地味に超鍛えられてるとことかもイイ。
ちょっと小柄で飄々、みたいな雰囲気もタイプなんだなあ。


もちろん斉木さんは絶好調にいいかげんだったし、きたろうさんは確信犯的にぼやーっとしてるし、大竹さんは粛々と突っ込み、チャーミングに恥らっていたさ!
ああこれこれ、こうでないと、というギャグの数々に悶えてまいりましたよ。




でもいっこ気になることが。

カーテンコールで、いつも最後に大竹さんの締めの決まり台詞「また来年も、お会い、したい!」がなかったの〜〜〜。
なんかそういう決まりごとみたいなのがないと、ちょっと寂しい・・・
まあ、おっちゃんたちに、来年のことをすぐ求めちゃいかんのかもしれんよな。
いつまでもあると思ってはいかん。でもいつまでもこうであって欲しいと、やっぱり今年も思ったのでありました。