これも行ってきた!


これも関西遠征を決意した一因です。
プライスコレクション「若冲と江戸絵画展京都国立近代美術館

23日のお昼頃会場到着。開催初日だったので、混んでるかなー、と心配していたとおり、凄い人!
しかし、ほとんどの方が13時半からのジョープライス氏の講演会の整理券をお目当てにしていらしたようで、正午過ぎの館内はゆったりと鑑賞することができました。
時間が許せば、これだけの美術品を個人所有している稀有な方の講演も拝聴したかったけれど、夕方に神戸での観劇を控えていたので諦め。
彼自身が作品の解説をしているオフィシャルブログを見て、若冲特集だったブルータスを読んで我慢しておくことにします。

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

作品は言うのも野暮だけど、素晴らしかった、としか言えません。
ひとりで展覧会に赴くと、じっくり見入りすぎて、情報量に処理速度が追いつかず、頭の中がぐるぐるしてしまうことが多い駄目っこなわたし、今回はお友達が同行してくれたので、彼女に思ったことを口にすることで昇華できて、いい感じに空気が抜けてよかったです。ありがとう。
ソクーロフ「太陽」を観たときも思いましたが、日本の文化や歴史を、外国人の方の目線で翻訳されているものは、自分が認識しているものより像が客観的で俯瞰的に見えて面白いです。
こういうとき、わたしが日本語しか理解できないことをとても切なく思います。
他の国の言葉をもっと理解していたら、日本の文化はさらに面白く感じるかもね。
外国語を勉強してみようかな、とちょっと本気で思っています。

あ、あとこれお土産で買いました。

絶対開封しないでおく。だってわたし一面もクリアできないんだもん。